2023/3/4
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花粉症対策-春の養生- |
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✿春の花粉症対策✿ 花粉症を患っている方には辛い時期ですね。 漢方養生の視点から対策をお伝えします。 対策①暮らし方 1.気温に合わせた衣服の調整 2.締め付けない服装で、髪はほどく 3.運動は大股の散歩や山登り 4.心の安定を心掛ける 5.アロマで気を巡らせる 病気を引き起こす原因のことを「邪」といいます。 この時期は「寒邪・湿邪・風邪」が揃い、リウマチを招きやすいです。 ウドや青魚、ウコンなどがおすすめです。 「邪」は背中の肩甲骨と肩甲骨の間から入りやすいされているので、髪はほどいて「邪」を防ぐなどして冷やさないように心がけます。 「邪」は足からも入りやすとされるので、足を動かして侵入を防ぎます。 階段の昇降や縄跳びもおすすめです。 春は環境の変化などでストレスや疲労から自律神経が乱れやすいです。 「肝」と「脾」の働きを高めるとよいとされています。 体を動かす、香味野菜、緑の濃い野菜、山芋などの消化の良い食材、ポジティブ思考等。 あとはお好みのアロマを焚いてリラックスして「気」を巡らせます。 対策②食養生 「適度に体を温める食材」を選ぶ 特に夜は「温飲温食」を意識します。 体を冷やすアイスや温めすぎる羊肉などは控えます。 おすすめ食材↓ 長ネギ・生姜・葛・薄荷・しそ・銀杏・ゆり根など 生姜と長ネギのスープやしそ茶などは取り入れやすいです。 避けた方がよい食べもの↓ エビ・カニ・たらこなどの魚卵類・もち米・もち・もち米加工食品(せんべいなど)・ココア・香辛料・山菜・筍・アルコール・チョコレート・ケーキ・和菓子などの砂糖を多用したもの・チーズなどの乳製品・ピーナッツ・アーモンド・アイス・羊肉・シナモンなど 対策③ツボ 花粉症に効果があるとされているツボ「迎香」ゲイコウ 場所は小鼻の左右のくぼみにあります。 指で軽く押さえたり、温めると良いので上下に擦ったりします。 対策④薬膳茶 ジャスミン茶+陳皮 爽やかなジャスミン茶に陳皮(みかんの果皮)をブレンド。 「ジャスミン」は気を巡らせて不要な水分を体の外に出しやすくします。 「「陳皮」はみかんの皮を乾燥させたものですが、気を巡らせて痰を取ったり、お腹を温めて消化を助けたりします。 ジャスミン3g 陳皮 1g 熱湯400cc 5分蒸らす 対策⑤身体のメンテナンス 自律神経を整えて気血を巡らせる。 当店では、呼吸器系に最適な漢方アロマオイル「開」をはじめ、各臓器や症状に対応した漢方アロマオイルで全身をトリートメントいたします。 最後に、 養生はこの時期だけすればいいというものではありません。 夏はエアコンにあたりっぱなし、冬はアイスを食べて体を冷やしているなど心当たりはありませんか? 去年の春夏秋冬どう過ごしたかで、今の体調が大きく変わります。 自分を大切にすることで、症状が今より改善していけたら嬉しいですね。 |
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