2023/7/26

夏の養生

暑い日が続いていますね。
看板犬ヒメの朝散歩も日に日に時間が早くなっています。
 
夏は新陳代謝が活発になりますが、熱や湿気がこもりやすい時期でもあります。
そして東洋医学の陰陽五行で「夏」は五臓六腑の「心」と関係があります。
「心」が高ぶると、動機・不眠・だる思い・食欲不振・胃腸機能の低下などのさまざまな症状があらわれるとされています。
 
養生としては、
・水分と熱のバランスをとる
・胃腸を労わり元気を養う  
 
 
1.「酸味」を取り入れ、汗のかき過ぎを防ぐ(収れん作用)
食材は梅干し・レモン・酢・もも・トマト・さんざしなど
 
2.「苦味」を取り入れ、余分な熱を冷ます(清熱・しゃげ作用)
食材は緑茶・みがうり・菊花・どくだみ・ピーマン・みょうがなど
 
3.夏野菜で余分な水分を排出し、胃腸の働きを整える
 
4.夏バテ防止に、元気を養う食材をとる
食材は穀物・豆類・芋類・かぼちゃ・人参・きのこ・なつめ・高麗人参など
 
夏は陽気になり、海に山にと出かけたくなりますが無理は禁物です。
漢方には「冬病夏治」という言葉があります。
「とうびょうかじ」と読みます。
冬にかかりやす病(冷え性や気管支炎など)は夏の養生で好転するとした考え方です。
夏にどう過ごしたかでその冬の体調に影響を及ぼすのです。
早寝早起きを心掛けたり、冷たいものを取り過ぎないようにして過ごしましょう。
 
 
 
 
 
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